「すべての道はローマに続く」のか
アッピア街道終点の記念碑的柱を背に、コロンネ(柱)通り、ちょっと曲がって
ポルタ・メザーニェに続くカルミネ通りを行く。
<見えてくるポルタ・メザーニェ>
門をくぐってカルロ5世通りを渡る。
建物の角にある通り名の標識を探すと、なんと建物に直にステンシル風に
Via Appia(アッピア街道)を発見。角の店はバールであったがなんだか拍子抜け。
それぞれの街のスタイルがあるからと気を取り直して、ローマの方向へいざ。
ところが200メートルも進まないうちにいきなり寸断。
鉄道の幹線に思い切り遮られていた。
脇に細い薄暗い地下道がかろうじてあるのみ。
“街道の女王”ともあるアッピア街道も、ローマに通ずる、とはいい難い感あり。
しかもかなり早い段階で。1マイルも歩いていない。
さて気を取り直して、素直にブリンディシ駅からローマ・テルミニ駅へ向かうとしよう。
5時間ほどの旅。
{mosmap lat='40.640972'|lon='17.946776'|text='アッピア街道終点の記念碑の柱'}
ちなみに柱頭のオリジナルは、グラナフェイ宮殿に展示されている。
{mosmap lat='|40.639096'lon='17.945051'|text='アッピア街道終点の柱頭のオリジナルはこちら'}