かつてヨーロッパの人々がローマに旅するときはポポロ広場の北にあるフラミニオ門からローマに入った。
門をくぐって真っ先に見えるのは通称、双子の教会。
フラミニオ門からまっすぐ伸びるフラミニア街道はミルヴィオ橋でテヴェレ川を渡る。
ここで旅人はローマに別れを告げたそうだ。
古戦場としても有名なこの橋も、ここ数年は恋人たちの聖地になっており、
南京錠ールケットが誓いとしてかけられている。
南の庶民的なエリアに比べてピエモンテ風の装飾の多い大きなパラッツォが並んでいる。
最近ではザハ・ハディドの国立21世紀美術館がオープンし、すでにあるレンゾ・ピアノの音楽ホールなど、
現代建築、またイタリア合理主義の建築が見ることができる、ちょっとした建築ミュージアムエリア
となっている。